福島県では今年も稲の作付けが行われています。原発事故により激しく汚染ているはずですが、田植えに間に合う時期に決定すべく、4月半ばには作付け許可が出ていました。

もともと福島県内の主食用米の作付可能面積は8haあり、その4分の1に当たる2haは、放射性セシウムの数値が高いとして作付制限がされましたが、残りの場所では例年通り順調にお米が育っているようです。gums.jpg

しかし、その調査方法は土壌の表面から深さ5cm位の土を測定するのが普通ですが、線量の高そうな所ではもっと深いところの土を掘り出しているらしく、まゆつばものです。

 土壌から白米への放射性セシウムの移行係数を、農水省は過去のデータから0.1相当(5000ベクレル/kgの汚染土壌に対して500ベクレル/kgのセシウムが白米に残る)と見積もっています。
 
また、日本土壌肥料学会によれば、0.00021~0.012となっていて、より一層影響されないであろうとされています。この見解から分かる事は何でしょうか。どちらにせよ少なそうだから安全だと気楽に考えますか?それよりも、なぜこんなに数字に開きがあるのかと、そのデータを疑う必要があるのではないでしょうか。仮に正しかったとしても、今度は以下のような事が心配されます。
 
 水稲が吸収したセシウムはほとんどが葉に蓄積されます。そして、玄米への移行は11%、白米へは5%とも言われ、確かに葉物野菜よりも影響は桁違いに少ないといえます。しかし、稲の葉は稲わらとなり、牛のえさになりますし、玄米から精米する際に出るもみ殻は豚や鳥のえさとしてつかわれるので、家畜の内部被曝に繋がります。
 
長期にわたる低線量内部被曝の恐ろしさは急性被曝にも劣りません。それらを私たち人間が食べるとどうなるでしょう。風評被害ではなく、明らかに実害が生じる食品は摂るべきではありません。お米は東北でなくても育つので、安全な地域から購入するように気をつけましょう。
 
 

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